「特にありません。食事は、繊維質のものを摂りすぎないことくらい。ごぼうやきのこなど繊維質のものは普通はお通じにいいですよね。でも私たちオストメイトの場合、あまり摂りすぎると詰まってしまう可能性があるので、そういうのは控え目にするようにしているぐらいで、特にこれというのはないです。」
「お酒は飲めなくなってしまったので飲まないです。病気になるまでは、会社が終わってからよくどこかへ連れて行ってもらって飲めていたのに、飲まないと飲めなくなるんだなと思いました。」
「『ちゃんと病院に行かないといけない』ということ。最初にずっと痔だと思っていて、『痔だから放っておいたら治るわ』と思っていたら結局がんだったので、何かあったら病院に行かないといけないなと思いました。でも行っていません。そこがだめなところなんですが。全然反省してないですね・・・。でも何かあったら、いちばん信頼できる先生がいるというのがあるので安心してるのかも。」
「変わったことと言えば性格が変わったかもしれません。結構、なんでもぐじぐじ悩むような性格で、やっぱり暗かったのでしょうか。なんでもすぐに後悔したりずっと思っていたりしたのですけど、最近はもう『なるようにしかならないのかな』と思えるので、性格的にはちょっと楽になったと思います。
主人が言うのですが、私は結婚した頃すごく体調が悪くて、弱かったらしいのです。体がすぐにしんどくなることがあったらしいのですが、『なんか最近、元気になったな』と言われました。」
「再婚してからですかね。というか、日本オストミー協会でいろんな人と出会えたのもあるし、再婚してから(患者会)ブーケを作って、同年代の人とたくさん知り合えたのもあるし、結構、人といっぱい出会えたから元気になったのかもしれません。ブーケの会員だけじゃなく、全国のドクターやWOCナースやいろんな人と出会えているので、そういうのが全部元気の素となっているのかなと思います。」
WOCナース: 創傷(Wound)・ストーマ(Ostomy)・失禁(Continence)に関わる専門看護師