13日常生活で気をつけていること
●仕事のために
「仕事をしている間に具合が悪くなったりしても、基本的に他の人にそんな姿は見せてはいけないと思っているので、体調管理にはすごく気をつかいます。まあ万全に前の日早く寝るとか寝る工夫はするんですけど、どうしても具合が悪くなる日は悪くなってしまうんですよね。でもそのときにつらい気持ちを顔に出してしまうと、やっぱりお仕事ってつらいと思うんですね。周りもつらくなってしまうと思うし…。だから私はどんなにつらくても、仕事をするようにしています。
つらいときって、何もしなくてもつらいんですよね。仕事をしているときにもつらいときはあります。でどっちが良いかって言われたら、何もしないで『つらいつらい』と言うよりも、何かをしてやり遂げながらも『つらいつらい』と思いながらやったほうが、自分の人生がもったいなくないなって思うんですね。それはカウンセラーの先生とか、地域生活支援センターの職員さんにもいつも言っていただくことなんですけど、たしかにほんとにつらいんですけどそれだけ考えていると人生があっという間に過ぎてしまって、同じつらいなら何かしてつらい思いをしようというふうに思いだしました。」
●友人とのつきあい方
「友人達も、同じ病気を持っている友人はやっぱりその人の調子の波があったり、寝る時間が決まっていたりするので、基本的にはあまり振り回さないように気をつけています。あとは、友人とメールや電話をする場合には、事前に番号を教えたりするときに何時から何時まではもう出ないからねって約束をしたりとか、そんな感じで、最初のほうに約束をつけて、それを守ってもらう。お互いにですけれども。例えば、夜寝る時間であれば携帯の電源を切るですとか、そういう工夫も必要なのかなっていうふうに思っています。」