統合失調症と向き合う

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薄羽正明さん
薄羽正明さん
(うすば まさあき)
1967年(昭和42年)の43歳(収録時)。両親と同居。大学卒業後、就職したが、23歳の時に発病。症状により退職、再就職を繰り返す。現在は、就労支援サービスを受けながら、就職活動を続けている。
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16今後の展望
Q.今後、こうしたいということは?

「将来の展望ですね。うまくは言えませんけど、最初、社会福祉士(の試験を)、自分が受けると言った時、みんな、『そんなこと、絵に描いた餅だよ』みたいな感じで言いましたけど、今度の基金訓練でも、やっぱり最初のほうは、非開示で学校に通ったものですから、自分はその劣等感から、それが高じて不適合になったのですけども、先生の処方が良くなったお陰で、また元気に通えるようになりました。それで、その講師の先生方にも、自分に障害があるということを開示して、理解を示してくださいまして、今はほんとに基金訓練をやっていること自体が楽しいです。

できれば福祉工場か、自分の将来を理解してくださる会社に就職したいのですけども、今、こういう不況ですし、いろいろ難しいこともあるかと思いますけれども、あきらめずに就職活動は続けていきたいと思います。」

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