「2月の末にたしか退院をして、それから高校受験をしたので、ぎりぎり高校（通信制）には入学しました。」

「（会うことは）なかったです。でも、一応、部活には所属していて、文芸部に入っていて、1か月に1回か2か月に1回か会って、打ち合わせをして、文化祭の時に、部誌を出そうという話になって、その打ち合わせで会うか、メールでやり取りをするかくらいでした。

そのあと、私、高校は5年間行ったのですけど、その5年間のうちの最後の2年間だけだったので文芸部にいたのは…。なので、最初の3年間は、あまり仲間と触れ合うということはなかったですね。」

「小さい時から大学に行きたくて、すごく憧れていたのですけれど、（高校を）卒業するので精一杯で、とてもじゃないけれど大学に進んだら、たぶん入学金とかを無駄にしてしまうのではないかなあと思う気持ちが大きかったので、諦めて。

就職とも思ったのですけれど、やっぱり具合が悪くて、その時も、あまりベッドから離れられない状況だったので、どちらも諦めて。まずは療養という形で家に入って、家事手伝いというか、母が仕事をその時もしていたので、なるべく（母の）サポートみたいな形でやっていました。」