「します、します。今の先生でやっぱりさっきの過食の言葉だったり、あと、一番最初に会った時に言われたのですけど、その過食の言葉がインパクトありすぎて(他は)結構すぐ出てこないんですよね。でもやっぱり、私のやったことに対して、『それは必要なことだったから』と言ってくれる先生なのですね。それがいつも有り難くて。何でも受け止めて、受け入れてくれて、それからアドバイスをしてくれるので。
就労支援の(サービスを)、今辞めるか続けるか迷っているという話をした時に、(主治医から)『辞めたい?』と聞くより、『どうしたいですか?』と聞かれて。『いや、これこれこうで、ああでこうで』とグチグチ言っていたら、『じゃ、もう、そんなに言うならね、も、辞めちゃいましょうよ!』なんて明るく言われて。でも今ここで決断する必要はないから、とも言ってくれて…。
常に、私の意見を尊重してくれるというのが有り難い先生です。だからいつも話をしていて、自然と入ってきちゃって、すぐに出てこないような、やっぱり当たり前のことなのだろうけれど、心に響くようなことを言ってくれますね。」
「母の認知行動療法が一番大きかったのと、リストカットを止めるきっかけになったのが、まあ、その時も切っていた時があって、その切っていた時に、部屋を暗くしていたのですけれど、母が入ってきちゃって、で、すごく殴られたんですね、ほっぺたを。殴られたというか、ひっぱたかれたのですけれど。
その時に、お母さん泣いてしまって。で、『ああ、お母さん心配しているんだ』と。(母が)怒っていることに対して、『やっちゃいけないんだ』と思って。泣かれたことに対して、『私は心配かけたんだ』ということで、気づけたことで、リストカットを止められたことが、有り難かったです。
あと、普段は、私が家事をやると言いながらやっぱり寝込んじゃったりした時に、今、家にいる兄や弟が洗濯物を干しておいてくれたとか、掃除機をかけてくれるとか、犬にご飯をあげるとか、サポートしてくれたり…。お父さんが、『お前具合悪いの?』と聞かなくても、黙って『明日、どっか行こっかあ』とか言って、ドライブに誘ってくれたりしてくれて。
家族全員で、陰ながらでもなく、全面的におおっぴらにサポートしてくれるのが、すごく有り難いです。私、陰でやられると、結構気づかないことが多いので、おおっぴらにやってくれるのが、すごく本当に有り難いです。」
「うーんと、そうですね。でも、やっぱりおおっぴらにやってくれるようになったのって、結構あとのほうだと思うのですね。父は、比較的、母から話は聞いているでしょうから、心配してくれていたんだろうなあとは思うのですけれど、やっぱり分かっていないでしょうし。具合が悪いと『寝てるんだな』程度だったんでしょうけど、だんだん年月が経つにつれて、家族全員で知識を持ったりとか。私の過去の姿を見てきて、対処方法じゃないですけど、こういう時にはこうしたほうがいいんだなと、やってくれているのではないかなと思うので。」
「過干渉すぎるのもあんまりうれしくないですし、かといって、放っておかれ過ぎるのもというのはあるのですけど。でも、基本的に、あんまり干渉しなくていいと思うんですよ、私の場合は。
でも、なんて言うのかな。こっちが寂しいと言ったり、話しかけたりした時に、じっくり話をしてくれるという環境なので…。そうですね、だから、無関心ではなく、やっぱりこちらが求めた時に応えてくれると感じですかね。」