統合失調症と向き合う

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東北ニートさん
東北ニートさん
(仮名希望)
1978年(昭和53年)生まれの40歳(収録時)。大学卒業後、公務員として働いたが、25歳の時に「うつ」状態となり、母親に連れられて受診。その後、精神科病院をいくつか転院し、28歳頃に病名を知る。通院しながら働いていたが、休職を繰り返し、退職。現在は、自分なりの学習方法でいろいろな資格試験に挑戦中。
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6資格の取得
Q.いろいろな資格試験を受けていますが、勉強方法を教えてください

「基本的に、お金があまりないので予備校みたいなものは使わないで独学するスタイルでやっています。本、テキストとか問題集を買ってきて、ただひたすら自分で解いていくという勉強法ですね。最近になって、動画とかYouTubeとかで無料の講座みたいなものがあるので、そういうものを見たりもしますけども。

(取ったのは)そうですね、いちばん難しいものでも宅建士(宅地建物取引士)ですね。あとは仕事で必要だった衛生管理者とか基本情報技術者とか、そういうものは働きながら取っていました。総務の仕事をしていたので、庶務関係とかに関連するものを昔は取っていました。でも今はもう辞めたので、ちょっと別な方向に行こうかなと思っています。

登録販売者という資格があって、それもちょっと勉強したりもしているのですけども。あと薬に関してはやはり気になりますしね。放送大学でもそういう講義もあったりして、それも取りたいなとも思っているのですけれども。ま、やはり自分で知らない、よく分からないで飲んでいるのも良くないのかなという気もしますし。

今、一応、障害年金をいただいているので、生活のほうは全然困らないのですけれども、もし体調が良くなって、急に打ち切りになったりしたら困るじゃないですか、やはり。その時になって慌てないように、少し資格を取っておこうというぐらいの気持ちです。

元々、勤めていた時も、ずっと勤められないだろうなという思いがあったので、少しでも履歴書に足せる分ということで資格の勉強していました。」

障害年金:病気やけがなどによって、一定程度の障害の状態になった人に対して支給される年金のことで、障害の程度に応じて支払われる金額が異なる。障害年金には、「障害基礎年金(1級、2級)」と「障害厚生年金(1級〜3級)がある。先天性の障害や知的障害は障害基礎年金の受給対象となる。
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