統合失調症と向き合う

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東北ニートさん
東北ニートさん
(仮名希望)
1978年(昭和53年)生まれの40歳(収録時)。大学卒業後、公務員として働いたが、25歳の時に「うつ」状態となり、母親に連れられて受診。その後、精神科病院をいくつか転院し、28歳頃に病名を知る。通院しながら働いていたが、休職を繰り返し、退職。現在は、自分なりの学習方法でいろいろな資格試験に挑戦中。
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7偏見や差別について
Q.職場の人達はあなたが通院していることをご存知でしたか

「知っていると思いますよ。私は隠していなかったので、当時から別に。

(差別、偏見は)特になかったですね。というのはたぶん教育機関だからと思うのですね。先生なのですよね、周りがみんな。やはり精神的な障害を持った子とかもたまに来ることはあるし、そういうことでたぶん対応は慣れているというか……、だと思うのですね。嫌な思いをしたことはないです。

まあそうですね、強いて言えば、病気だということを分かった時に、つき合いが途切れる人が何人かいました。学生時代の友達とか、就職してから知り合った人とかでも。ただそのままつき合ってくれる人も相当いたので、そんなに差別とかそういう感じを受け取ったことはないですね。」

Q.ご家族の対応はいかがでしたか

「父親がやはりちょっとですね、あまりよく思っていないみたいですけど、母親が勉強して理解してくれて、父親にもいろいろ言ってくれているので、父親もだんだん納得したというか。『ま、仕方ないなぁ』という感じになったようですね。」

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