統合失調症と向き合う

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東北ニートさん
東北ニートさん
(仮名希望)
1978年(昭和53年)生まれの40歳(収録時)。大学卒業後、公務員として働いたが、25歳の時に「うつ」状態となり、母親に連れられて受診。その後、精神科病院をいくつか転院し、28歳頃に病名を知る。通院しながら働いていたが、休職を繰り返し、退職。現在は、自分なりの学習方法でいろいろな資格試験に挑戦中。
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12周りの人との関係やコミュニケーション
Q.先生とのコミュニケーションで工夫していることは?
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一覧表

「医師とのコミュニケーションを円滑にするために、頓服(とんぷく)の使用状況、血圧、福祉施設に行った日とかを一覧表にしているのです。1か月分の(表を)作っているのですね。それをお医者さんに見せることによって、頓服も使った分だけ補充しますので、無駄な薬が出なくて良いのですね。

A4判です。横の欄に頓服の薬の名前とか、幻聴あるなしとか、そういうことをまとめています。自分でやっています。そうですね、あまり診察が長引かないですね。」

Q.家族に対して気をつけていることはありますか

「なるべく家事を手伝うようにしていますね。家事といっても私の場合、あまりできることがないので、母親の買物の運転手ぐらいしかないのですけど、今やっていることは。」

Q.仲間はどういう方が多いですか

「病院に行っても別に誰とも話さないですし。障害者施設に行っても、なんか……、あれ話してはだめみたいですよ。お互いのことはあまり詮索しないようにみたいな、そんなところがあって。

(だから)大学とか高校とかの友達とかですね。あと前の職場の知り合いとかになってしまいますね。そうですね、たまに食事をしたりしていますね。」

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