統合失調症と向き合う

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東北ニートさん
東北ニートさん
(仮名希望)
1978年(昭和53年)生まれの40歳(収録時)。大学卒業後、公務員として働いたが、25歳の時に「うつ」状態となり、母親に連れられて受診。その後、精神科病院をいくつか転院し、28歳頃に病名を知る。通院しながら働いていたが、休職を繰り返し、退職。現在は、自分なりの学習方法でいろいろな資格試験に挑戦中。
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14現在の状況 [2021年4月]

前回(2018年4月)インタビューしていただき、約3年経ちました。元気に過ごしております。
統合失調症のほうは、若干ですが、3年前より幻覚が軽減いたしました。幻覚自体は今でもあって、頓服(薬)の服用は欠かせませんが、かなりコントロールできるようになってきました。服薬の内容は3年前と変わっていません。増薬も減薬もなく、きわめて安定しています。これからは、焦らずに少しずつ薬を減らしていきたいですね。

インタビュー時にお話しした、資格検定のほうですが、正直順調に進んでいるとは言えません。行政書士は頑張れそうだけど、司法書士は、無理そうだなーと思っています。言い訳になりますが、コロナなどもあって、試験自体が中止になったり、スケジュールが狂ってしまい、しかし、今年は少し頑張るつもりです。

2021年3月末には、放送大学教養学部心理と教育コースを5年半かかって卒業いたしました。途中何度もあきらめそうになりましたが、なんとか続けることができました。孤独な戦いでした。自分でも頑張ったと思います。4月からも情報コースにて、学んでいます。
また、4月からスリランカの仏教学・パーリ語大学のZOOMによる通信教育課程を受講しています。ディプロマの取得できるコースです。仏教には、以前から関心を寄せていましたが、なかなか学費の関係で、学べる機会がありませんでした。

仕事のほうは、1年間ほど就労継続支援B型事業所へ所属しましたが、辞めました。今は今年8月開始の就職氷河期枠IT訓練の受講へ向け準備中です。仏教学・パーリ語大学を卒業後に、フルリモートワークの仕事を探したいと思っています。一応、今年度と来年度に試験のある氷河期枠の公務員試験は、チャレンジだけはしてみるつもりです。ですが、おそらくフルリモートワークで働ける官庁は、無いことでしょう。

昨年(2020年)度、G塾という政治塾を修了しました。僕の目的を達成するには、他の道もあるかもしれず、またなかなか勇気も持てないことから、あまり本格的な準備は進んでいません。

今、僕の中での目標は5つあって、ざっくり言うと「学位」「資格」「文学賞」「開業」「政治」で、左から順に、優先順位が高いです。「学位」については、放送大学と仏教学・パーリ語大学で頑張っています。「資格」は、行政書士をはじめ、いくつかの資格合格を目指しています。「文学賞」は、エッセイを中心に、文学賞へ定期的に投稿しています。「開業」と「政治」は、進んでいません。これから頑張りたいと思っています。

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