4直腸がん手術にともなう後遺症
●排便機能障害
「直腸は、便をためておいてそれを出す臓器です。がんが直腸にできて手術で直腸の大部分を取り去ると、仮に肛門が残せても、1回の排便量が少なく、1日に何回もトイレに行くようになります。
また手術によって肛門をしめたりゆるめたりをコントロールする肛門括約筋が少し影響を受ける可能性があります。特にゆるい便のときに感覚がわかりにくくなる場合があり、排便への影響が出ることも十分にありえます。同じ直腸がんでもS状結腸に近いところは、まだ直腸がある程度残っているため、排便機能障害は下部の直腸に比べると軽度で済みます。」
■Q & A
Q.自分でできる対策はありますか?
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