がんと向き合う

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●大腸がんの標準的治療
結腸がんの手術

図6-1
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大腸がんは大きく分けて、結腸がんと直腸がんの2つに分かれます。
盲腸から上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸までを結腸といい、そこにできたがんを結腸がんと言います。S状結腸から肛門の間を直腸といい、直腸にできたがんを直腸がんと言います(右図)。

図6-2
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結腸がんの手術は、通常はがんの口側・肛門側それぞれ約10cmの腸管を切り取りますが、がんのある場所によって、切り取る範囲は変わってきます(右図)。

通常、結腸がんの場合は20cm前後の腸管を切り取りますが、大腸は1.5〜2mの長さがあるので、腸管を20cm取ってもほとんど影響はありません。またリンパ節も扇形にかなり広く取りますが、これはがんのある腸管から流れていく領域のリンパ節を切り取りますので、体全体への影響はほとんどありません。

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